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戦国乙女~LEGEND BATTLE~考察②『ケンシンゲン問題について考える』

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はい、皆さま、日々の稼働は如何でしょうか?

マジハロ5で勝てなくて、ウンウン唸ってる僕ですが、本日はちょっとTLで見かけた話題について考えてみたいと思います。

本当ならば、前回更新したブログ記事。

戦国乙女~LEGEND BATTLE~考察①『これからのシリーズの為に。乙女世界の抱える問題点』

でも書きましたが、


・立花ドウセツのその後。


・黒テル様vsヨシテル様。


・新キャラと既存キャラとの関係性。


・西国組(特にソウリン)とヨシテル様の関係



この辺について書こうかなーと思ってたのですが、それよりもこちらの方の話題で色々と考えを書きたくて

先にこちらのテーマにさせていただきます。


『戦国乙女~LEGEND BATTLE~』において、ケンシン、シンゲン、ミツヒデ、モトチカが操作キャラでは無い?


これが、実際にどうなのかは現段階ではあくまでPVを見た時点での予想ではありますが……。

可能性は高いかな、と( ;∀;)

今回はこの中でも、常日頃から「不遇」と言われているケンシンとシンゲンを中心に、その「不遇」である事、更にそこから見えてくる乙女世界について、を考えていきたいと思います。


あと、念のためにこれは先に言わせてもらいますが、これから書く事はあくまで僕個人の意見で、誰かに喧嘩を売ったり~とか、誰かの意見を否定したり~と言うつもりは全くもって一切ありません。

僕が戦国乙女と言う作品に触れてきて、そして、今こういう状況に直面して考えてる素直な想いを書かせていただければと思います。


最初にハッキリと言っておきます。全面的にケンシンゲンが使えない事がダメだ、とは書きません。

まぁ、僕自身もこの文章を書きながら自分の考えを纏める事が出来れば……と考えてるぐらいですけどね(笑

では、早速いってみましょう!


①戦国乙女の武田シンゲンと上杉ケンシン

attachment00.jpg


まず、僕がこの二人について常日頃から思ってる事があります。

不遇すぎ。


以上(笑

いや、本当に(^^;


何て言っても、あの武田信玄と上杉謙信をモデルにしたキャラクターな訳です。

実質、戦国時代最強のツートップと言っても過言では無いレベルです(特に武田信玄

もちろん、この時代の前後を見渡せば彼らにも負けず劣らずの猛者は居ますが、少なくとも同世代では最強クラスの武将である事は間違いないでしょう。

そんな武将をモデルにしたこの二人。

なのに、何故か、あまり人気が無いと言われています。

うーん。実は、僕はこれがイマイチ良く意味が分からなかったんですよね。


attachment00.jpg

初代から打ってる方は知ってるかもしれませんが、何と言ってもこのとんでもエロゲで銀玉に埋まった状態で雑誌の乙女の広告ページを飾っていたのはケンシンでした。

まぁ、この見た目はインパクトあるしね(笑

と言った感じに、少なくとも最初から公式から冷遇されていたと言う訳ではないような気がします。


でも、今や


「一組だけ新規の連続演出が無い(スロ乙女2」


や、今回テーマの主題でもある


「戦国乙女~LEGEND BATTLE~で操作キャラではない」


などの明らかにメインキャラにあるまじき扱いを受けている事は間違いありません。

これは、巷では「コンビでも、単独でも人気が無い」と言った所が主な理由なのではないか……とも言われる事が多いようですね。


少し残酷な言い方をさせてもらいます。

人気が無いキャラと人気があるキャラ。確かに、どちらを取るか、と言うような選択を迫られれば、当たり前ですが「人気があるキャラ」を選ぶのは、公式側としては当然の事とも言えましょう。

戦国乙女、と言う作品は慈善事業でも無ければ同人作品でもありません。

商業、として少しでも多くの稼ぎを生み出す為の作品です。


もちろん両方を取れれば、それに越した事はないと思います。

人気が無い、と言うのは少々雑な言い方です。人気が無い、と言うよりも「人気が少ない」と言う方が正しいのではないでしょうか?

※日本語の使い方的な意味ではなく、あくまで端的に分かりやすく表現するならば

要するに、世間一般的には人気が無いと言われるケンシンゲン、コンビでも個人個人でもファンは存在する訳です。

しかし、そこが少数である以上、公式側として容量や、何かしらの関係で取捨選択を迫られた場合はどこから選択していくのかは、どうしても仕方ない部分があります。


では、今回の『戦国乙女~LEGEND BATTLE~』でケンシンゲン、ひいてはミツヒデやモトチカが操作キャラクターではない事は、人気が無いから人気があるキャラから順に選択していったと言う理由だけなのでしょうか?


その側面は、間違いなくあると思います。

では、それが全てかと言うと、僕は答はNO!だと考えます。



②開けて、そして『その先』へ進む戦国乙女の世界

これは、本当は今回の新キャラ三人について考察する部分で書く予定だった事なのですが……。

ただ、今回のケンシンゲン問題を追及する上で、今回の新キャラ三人の話題は欠かす事は出来ません。

なので、こちらで書いちゃいますね(笑


まず、今回新キャラとして追加された三人を見てみましょう。


前田トシイエ!!!(CVイエスアスミス!




千リキュウ(CVほ、ほ、ほああああああ!!!!!!!


小早川ヒデアキ(CVまれータソ



とまぁ、この三人です。


さて、史実では前田利家、千利休、小早川秀秋がモデルな訳ですが、この三人に共通している事。窺い知れる事とは何なのか?

それは、一言で言うと……。


天下人、豊臣秀吉時代以降の人物である。


と言う事かと思います。

唯一、利家に関しては信長時代からの人物ではありますが、それでも前田利家がその名を天下に知らしめるのは、秀吉の台頭以降。

豊臣五大老となってからでしょうから、まぁ実質彼の全盛期は豊臣時代以降と見ても問題ないでしょう。


千利休は秀吉の寵愛を受け、茶人としてだけではなくその右腕として秀吉の政策に関与したみたいですし、小早川秀秋は豊臣の血族です。

最も、利家を除いて、千利休は秀吉の勘気に触れ、自害を命じられる。

秀秋は、秀吉亡き後の関ケ原で豊臣家凋落の最後の一押しをしてしまう。

等、必ずしも豊臣(秀吉)と良好な関係で終わった訳ではありませんが(^^;


これらの事実を踏まえて戦国乙女の世界を見てみると、これまでの乙女のキャラは伊達マサムネを除いて基本的には戦国乱世と呼ばれる時代(若しくはその前)を戦い散っていった人物をモデルにしたキャラばかりな訳です。


が、しかし、ここで所謂その時代の後をメインとする人物をモデルとしたキャラが新キャラとして追加された……。

ここから察するに、僕は一つの兆しを感じずにはいられません。



戦国乙女の世界も、群雄割拠の戦国時代から、天下人の時代へ移行する時が来たのではないか、と。



ケンシン、シンゲンはもちろん、ノブナガ以前の時代の人物です。

ノブナガと同じ時代を駆け抜け、そして戦った者達です。

ならば、時代が移り変われば少しずつフェードアウトしていくのではないか?

それが、今回のケンシンや、シンゲンが操作キャラクターから外れたの一つの要因なのではないか、と思います。

特に、この『戦国乙女~LEGEND BATTLE~』は、前回のブログ記事でも書いたように、これまでの乙女シリーズの総まとめとなる可能性が高いように思えるので、ここで一区切りをつけて次のシリーズに移るタイミングとしてはバッチリでしょうからね。


まぁその場合は、逆にこれまでのシリーズの総まとめだからこそ、ケンシンやシンゲンなどの今までメインだったキャラクターが使えないとは何事だ!

ってなっちゃう部分もあるのですが……。


本当に大きな理由は前述したように、取捨選択したのかもしれない。

それでも、それ以外にも理由を探す事が出来るように思えたので、今回はこのような考察をやってる訳ですけどね。

ただ、れが、こじつけと言う事も分かってはいるつもりです。

ケンシンゲンはともかく、モトチカはどちらかと言うと豊臣時代にもかかってる人物ですからね(^^;

それに、ミツヒデも豊臣時代と言うのならば、その豊臣時代の一番の切っ掛けを作った人物ですし、その時代の移行する部分でメインキャラから外れるってのはそもそもおかしいのですが……。

それでも、僕は一つの結末を乙女シリーズは迎えようとしているとやはり思えてしまうのですよ。

もちろん、だからと言って、ヒデヨシちゃんが主人公になって、イエヤスちゃんと戦って~みたいな事になるかと言うと、そうでは無いと思いますが、それでもこれまでの戦国乙女から展開や登場人物も有る程度一新して、新たなるシリーズが始まる可能性は十分にあると思ってます。

その新たなるシリーズの中心にいるのは、これまでの主人公であるヨシテル様や、ノブ様では無く、その後の時代を担う、ヒデヨシちゃんやイエヤスちゃんにシフトしていくのではないかな、と。


※まぁ、CR戦国乙女3の時点で、かなりイエヤスちゃんが主人公っぽかったじゃん!って突っ込みは無しの方向で(笑

一応、これまでの乙女シリーズの主人公はノブ様だし、ヨシテル様だと思いますのでw



③戦国の乙女達、『掴み取った生きた証』



とまぁ、ここまで長々と語ってはきましたが……。

やはり、同じキャラと同じ舞台でずっと物語を続けていくのって難しいと思うんですよね。

それが、例えばですが、サザエさんとかちびまる子ちゃんとかの日常物ならば同じキャラ同じ舞台、過ぎ去らない時間でずっと物語を続けてゆく事は可能でしょう。

元来が、そういう作品なのですから。


しかし、『戦国乙女』と言う作品は、物語は間違いなく前へと向かって進んでいく、残酷に時間が過ぎていく物語になったと思います。

なった、と表現したのは、もちろん沢山の人に応援されて人気が出て、そしてここまで来れたからに他なりません。

前述したように、これは商業作品なので売り上げや作品その物の人気が芳しくなければここまで続く事は無かったでしょう。

その時は、物語は前へと進む事はなく、閉じた世界で小さく纏まって物語が終わってしまったのだと思います。

でも、そうはならなかった。

それを勝ち取ったのは、これまで戦国乙女と言う作品を好きになって、少しでも気に掛けて。

制作側も、受け手側も、全てをひっくるめて関わった人たちの想いがあったからこそだと僕は思います。

もちろん、今回のような展開を望まない方が居ると言うのも重々承知です。

好きなキャラが出てこなくなる、そうやってメインキャラを外れていくと言う事が辛いと言う気持ちも分かるつもりです。

分かるつもり、なんて言ってすいません。

本当に、そういう風にキャラを愛する想いを理解する事は、他人には出来ない事を僕は痛い程知っているつもりです。

受け入れてほしいとは願っても、それが勝手な願いだとも承知しています。

それでも、それでも、胸を張ってほしいと。


何を、と問われればそれは僕が答えるべきではないと思うので、そこについてだけは言及しません。


ただ、最後に一つだけ言うのならば、僕は戦国乙女と言う作品が好きだからこそ、こんな文章を書かせていただきました。



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