はい、では今回は前回記事での予告通り、ヨシテル様について見ていきたいと思います。
……が、その前に。
前回記事でのドウセツ考察について新たなる事実が判明……!
これは、ツイッターでのフォロワーさん、KKD(鬼道景)さんが仰っていたのですが、ドウセツの背後にある像。
僕は特に気に留める事も無く、魔像みたいな事言ってましたが(^^;
これって、良く見ると乙女将星に出てきた、前鬼に酷似しているんですよ!!!
僕はてっきり、この出来事は将星の後の話だと思っていましたが、この事実によって将星よりも前の出来事、即ちソウリンとドウセツの出会いのシーン、その事件と言う可能性も高くなってきました。
しかしとなるとですよ。
ドウセツちゃんって何者なんだ!?
この前鬼がまだ封印されている頃。そこに明らかに、ソウリンに対して友好的では無いドウセツ。
封印されている前鬼が居る場所を守る、カラクリ人形……?
前回の記事で、この魔像がドウセツを操っている~的な事を書きましたが、どうやらこの操り糸みたいな物は、前鬼を封印してる物では無いでしょうか?
そして、ドウセツ。僕はてっきりソウリンがどこかしらの職人に頼んで制作した腹心かと思ってましたが、もしかして、ドウセツって前時代のオーバーテクノロジーによって作られた存在、とか。
僕はこの説を推したいと思います!(笑
はい、では今回の記事にいきたいと思います。
乙女将星では、ヨシテル様が堕ち……では無くて、覚悟を決めて民の平和の為に武力行使を決意した姿、甘く理想に生きる剣聖が、現実を直視するリアリスト、将星となった姿が黒テル様と言う事でした。
要するに、白き剣聖も黒き将星も同一人物です。
ま、この辺は将星を打った方なら当然ご存知かと思います。
では、この映像は何なのか?
と言う事ですね(^^;
PVでは一瞬映るだけですが、この画像のように明らかに二人のヨシテル様が対峙しています。
ヨシテル様がユウサイの呪いの力を受け入れて尚、その力に飲み込まれる事なく乙女や前鬼、後鬼と戦い、そのままユウサイと戦い、その結果彼女は散った……筈ですが?
この一連の流れは連続した物である筈なので(まぁ、スロの映像に載らない所で……と言う可能性はもちろんありますが(笑)、何かの事件があってヨシテル様の心のありようが実体化と言うのもちょっと考えにくい気がします。
そんな重要な事件が全く描かれないのはおかしい話ですし。
もちろん、後付け云々ってのは考えずに、ですよ!(笑
この展開自体は後から考えたとしても、そこに整合性を取るのならば、そこに無理やり挟んではこない……とは思います。
それに、前述したように黒テル様は決して悪堕ちした訳では無くて、それどころか実質白テル様がその心のままに更に前へと進んだ姿である、と僕は個人的にはとらえているのでもしも白テル様から黒テル様が何かしらの理由で別の『個』として生み出されたとしても戦うとは考えにくいのですよね。
と言うか、白テル様の時点で、黒テル様が生み出されるのは矛盾すると思います。何故なら、彼女が決意したからこそ黒テル様となった訳で。
そして、また逆も然りなんですよね。黒テル様は、確固たる決意で武力を行使する=黒テル様になった筈なので、彼女がその行いを後悔でもしない限り、黒テル様から白テル様と言う『個』が再び生み出される可能性も低いかと……。
ならば、これは何なのかなーと考えた時。
彼女が白テル様から黒テル様になる過程での、彼女の心象風景、葛藤を形にしたような物?
所謂、アニなどで出てくる精神世界ですかね!(;'∀')
いや、とでも思わない限り、ここまで書いてきたようにこの展開は考えにくいんですよねぇ。
もしも、黒テル様が呪いに汚染された結果、とかならこういう展開も考えられるのですが、黒テル様自身の存在を考えた時にそれは有り得ないですしねぇ。
ただ、熱い展開ではあります(笑
まさに、王道展開。
結局の所、白テル様の掲げていた正義は甘く理想に縋った物ではありましたが、それが間違いかと言うそれは誰にも分からない訳です。
もちろん、黒テル様の現実主義的な考え方も同じく。
そう考えた時に、何が正しいのかと言う事に対しての答えの出し方は一つ。
歴史とは、正史とは、正しいが故に紡がれる物ではありません。
歴史とは、勝者が創る物です。
正しいから勝つ訳では無く、勝者である故に正しいと言うのが、人類の歴史でもあります。
ならば、ヨシテル様が抱いた二つの理想に決着を付けるのに、これ以上の答えの出し方は無いでしょう。
理想と現実。剣聖と将星。黒と白。光と影。生と死。
この戦いの果てに、ヨシテル様が求め続けた答えを得る事が出来れば良いなぁと願うばかりです……!