と言う事で、続きです。
変色海域へのあえての出撃を決める長門。
そこからの話になります。
〇希望を語る大和~決戦、鉄底海峡
・夜の海辺にて思い悩む吹雪の所へ大和
・大和「私達は希望」
・出撃編成発表
・二航戦改二コンビ良いなー
・出撃前に加賀に不用意な言葉をかける瑞鶴
・加賀さん、割とマジギレ
・と言いつつそのマジギレも瑞鶴達を心配しての事だと言うのが伝わってくる瑞加賀
・いよいよ出撃。置いていく事になる如月が心配な睦月
・その如月はほぼ深海棲艦化しているも意識はまだ如月のまま
・出撃シーンはそれぞれ名乗り有
・その時、「一航戦」呼びで先程の不用意な言葉を謝罪する瑞鶴
・それに対する加賀の返答が、瑞鶴の頭ぽんぽん。オレガッツポーズ
・五航戦出撃シーンは、鶴姉妹ともに腕を取り合ってと言うw
・戦闘シーンのクオリティは冒頭のソロモン海戦と同じく抜群
・CGとアニメ絵が上手い具合に相乗効果を出している感じ
・瑞鶴が放った、艦載機の中の零戦に撃墜マークがついた機体が……
・最強の零戦虎徹、此処に在り!
・岩本隊長機、凄い活躍してて俺泣く
・旗艦比叡迷ってる姿が可愛い(*´▽`*)
・小破、中破で割と容赦なく艦娘から血が流れる
・川内、脇腹に損傷。と言うか、完全に死亡フラグ
・その状態で魚雷をナイフのように構えて「夜戦は良いよねー」がクッソカッコイイ
・大和が完全に準主役
・睦月のピンチに、深海棲艦如月見参
・その状態でのまさかの共闘で俺やっぱり泣く
・目的地、アイアンボトムサウンドに吹雪単騎で突入
・そこにあったのは……大聖杯!?(違
と言う所までです。
瑞加賀については感想②に書いたのでここではあえて言及しませんが、吹雪と語る大和ですよ。
吹雪は如月の事や出撃の事に思い悩んでいるのか一人夜の浜辺にて空を見上げます。
そこへ、大和さんが。
寝そべって空を見上げている吹雪の視界に上から入ってくるとか素敵w
そして、大和は吹雪の悩みを聞いて「艦娘」はそれぞれが希望を背負ってると言う事を語ります。
ここねー。いや、良い事を言ってると思うけど、それを大和に語らせるのがやはりエグイ。
大和のモデルは当然、戦艦大和です。その大和の最後はご存知、坊ノ岬沖海戦。
その大和の最後について、良く言われる事の一つが、大和は沈むべくして沈んだ、と。
何故なら、大和と言う希望が残ったまま日本が戦争に負けてしまえば、それは敗戦から復興を期す国民にとって諦めがつかない想い、未来に対して前向きになれない可能性が残ってしまう。
故に、大和は戦って沈まなければならない。
と言う考えが当時の海軍にはあったようです。
大和は、まさに国の未来、未来へと希望を繋げる為に勝てない戦いに出て、沈んだと言う事でしょう。
大和は別に人間でも何でも無いので何かを考えた訳ではなくとも、大和と共に戦い死んでいった多くの人の想いは如何様な物だったのか。今となっては直接聞く事も叶わないので、残された資料から窺い知れるだけの事です。
それを踏まえた上で、大和と言う艦の魂を受け継いだとされる艦娘大和に希望を語らせる。
その心中、察するに余りあると思うのは僕だけでしょうか?
このシーンは見ていて胸が締め付けられるようでしたね……。
そして、いよいよ鉄底海峡へと向けて出撃の時が来ます。
ここのそれぞれの出撃シーンも見ごたえあり。こういう細かい描写が今回、全編を通じて特に輝いてたと思います。
TVアニメもカッコイイ出撃シーンとかありましたけど、その最もたる瑞鶴の出撃シーンなんか直後のギャグ落ちでしたから(苦笑
こう、緊張感が伝わってくるような今回の描写は、僕の中の艦これと言う作品のイメージにぴったりでこういう部分も含めて今回の劇場版への評価に繋がっておりますよ。
戦闘シーンも冒頭のソロモン海戦と変わらぬ高クオリティで見ごたえあり。
特に、空母の戦闘シーンとして発艦からの妖精さんが乗る艦載機と敵たこやき(笑)との空中戦のシーンなんかは熱かったですな~。
そして、その中でも特に、瑞鶴から発した零戦の中に、撃墜マークが多くペイントされた機体が……。
そう、それはまさしく零戦虎徹と呼ばれた岩本隊長の零戦でしょう。
ゲームでもネームド艦載機で実装されていますが、その能力もまさに『最強の零戦乗り』に相応しい能力をもっているのでご存知の方も多いと思いますが、あの岩本隊長機です!
こういう、知っていると思わずニヤリとしてしまう演出は、やはりファンとしては嬉しい所♪
その後の睦月のピンチに如月が駆けつける所も熱くなりましたねー。これは本当に燃える展開(*'▽')
これは予想通りと言えば予想通りでしたが、深海棲艦化しているにも関わらず艦娘の装備で戦う如月、そして睦月とのコンビネーションにもしかして如月は助かるんじゃ……!(と思っていた時期が僕にもありました(苦笑
そして物語はいよいよクライマックスへ。
最終突入艦隊へと編成され旗艦大和の命がけの後押しもあり、遂に目的地へと辿り着いた吹雪。
そこに待ち受けていたものは……!
そらに伸びる、禍々しい柱状の何か。そして、そこへと海が吸い込まれているような光景でした。
ぶっちゃけ、Fateの大聖杯かと思ったよ
感想④へと続く